イラストレーターのSNS:苦手ならやらなくてOK!代わりにやるべき施策を解説

イラストレーターのSNS:苦手ならやらなくてOK!代わりにやるべき施策を解説

  • イラストレーターにSNS運用は必要?
  • SNSにまで手が回らない!毎日発信できるネタもない!
  • SNSでの人間関係に疲れる…交流もめんどうくさい…

お世話になります。

一流NFTアーティストの思考がわかる本の著者、ゆーまです。

 

プロ、アマチュア問わず、「絵垢」と呼ばれるアカウントも多数存在する昨今。

「絵描きとしてTwitterやInstagramを運用しなきゃ!」という常識に縛られていませんか?

実際、SNSに目を向けるイラストレーターさんは多いです。

しかし、いざ始めてみると、思うようにフォロワーが伸びなかったり、イラストに集中できずSNS自体がストレスになってしまう人は多いです。

SNSが苦手なら無理してやる必要はありません。

SNSのフォロワーが少なくても絵を描くことを楽しみ、稼いでいるイラストレーターさんをたくさん知っています。

本記事では、改めてSNSのメリットやデメリットを整理しながら、SNSをやらずに済む方法をいくつか紹介します。

この記事を読めば、フォロワーという数字や不特定多数の意見に左右されずに創作活動を楽しむことができます。

【よく読まれている有料記事】コピペOK!ココナラで2万円の案件を獲得するための超提案術

SNS疲れしているイラストレーターは増えている

「SNS疲れ」という言葉ができて久しいです。

意識するしないにかかわらず、クリエイター界隈もそのように感じている人は多いです。

具体的には、以下のような意見をよく聞きます。

  • 人間関係に疲れる
  • 単純にめんどうくさい
  • フォロワー数やいいね、RTに一喜一憂してしまう
  • コメント返しが苦痛
  • 派閥なども苦手
  • 嫉妬してしまう
  • コメントにイラッとする
  • 結果が出ている人を見て焦りを感じてしまう
  • 発信する内容に自信が持てない など

こうした感情は普通のことです。

もちろん、心の底から絵描きとしてSNSでの発信活動を楽しんでいる人もいます。

しかし、SNSを始めて一度もネガティブな気持ちになったことがないクリエイターはいないと思います。

SNS疲れしている人の声

 

SNSをやっていなくても稼げているイラストレーターはいる

たしかにSNSで積極的に発信しているイラストレーターは多いです。

しかし、SNSで発信したからといって、すぐに絵が上手になったり、稼げたりするわけではありません。

むしろ、SNSをやらずに自身の創作活動に集中した方が絵がうまくなるかもしれません。

また、SNSをほとんどやらずに平均よりも稼いでいるイラストレーターさんも多いです。

「みんながSNSをやっているからやらなきゃ!」と義務感を感じる必要はいっさいありません。

SNSに向いているイラストレーターの特徴

もしかしたら、SNS疲れしてしまっているのはそもそもあなたがSNSに向いていないからかもしれません。

SNSに向いているイラストレーターの特徴

あなたが以下のタイプであれば、SNSに取り組むのは苦ではないはずです。

  • 新しい情報やトレンドに強い興味がある
  • フォロワーさんとの交流が楽しい
  • 反対意見やネガティブな情報も気にならない
  • アウトプットが好きでSNSの更新が苦にならない
  • プライベートでも外交的で人見知りしない

実際、SNSを上手に活用しているイラストレーターにはこのようなタイプの人が多いです。

SNSに向いていないイラストレーターの特徴

一方、あなたが以下のタイプであればSNSには向いていない可能性があります。

  • ニュースやトレンドに流されたくない
  • 1人でじっくり物事に取り組むのが好き
  • 周囲の反応を気にしてしまいがち
  • 自分の意見をしっかり整理して伝えたい
  • マイペースで深い付き合いを好む

こうしたタイプであれば、無理にSNSを頑張る必要はありません。

後述する「SNSが苦手なイラストレーターへおすすめの施策」に取り組むという方法も検討してみてください。

 

イラストレーターがSNSをやるメリットとデメリット

とはいえ、SNSにはよい面もあります。

そうしたメリットにも目を向けたうえで、「自分はどうするのか」を考えることが大切です。

イラストレーターがSNSをやるメリット

イラストレーターがSNSをやる主なメリットは以下のとおり。

  • キャリアのきっかけになる
  • 客観的な評価がわかる
  • 他のイラストレーターやファンと交流できる
  • 情報収集できる
  • タスク整理

イラストレーターとしてのキャリアを始めるきっかけになる

SNSをつかって自分を描いた絵を発信することは、イラストレーターとしてのキャリアをスタートすることに繋がります。

企業の方の目に留まること、また、SNSアカウントがポートフォリオ(作品集)として機能するためです。

実際、SNSがキャリアのきっかけとなったイラストレーターは全体の33%程度(※)ともっとも多くを占めています。

イラストレーター白書

客観的な評価がわかる

SNSでのイラスト発信することで、イラストに対する客観的な評価がわかります。

以下のようにフォロワーからの反応が数字で出るためです。

  • フォロワー数
  • いいね数
  • RT数

「自分のイラストのレベルがいまいちわからない!」という方にとって、SNSは1つの指標になります。

他のイラストレーターやファンと交流できる

SNSを使うことで、他のイラストレーターやファンとの交流は確実に加速します。

ファンからの応援メッセージなどが、モチベーション向上に繋がるケースも多いです。

情報収集できる

SNSで上手に情報収集をしている人は多いです。イラストレーターも例外ではありません。

自分の活動にとって有益なことを発信しているアカウントをフォローすることで、効率的にインプットできます。

タスク整理

SNSでタスク管理をしているイラストレーターもいます。

その日1日のやることや作品の進捗をSNSで管理することで、履歴も追いやすくなります。

まわりに宣言することで、自分をよい意味で追い込むといった使い方もできます。

 

国民の多くがSNSをつかっている一億総発信社会だからこそ、利用のメリットは大きいです。

  • キャリアのきっかけになる
  • 客観的な評価がわかる
  • 他のイラストレーターやファンと交流できる
  • 情報収集できる
  • タスク整理

イラストレーターがSNSをやるデメリット

一方で、イラストレーターがSNSをやるデメリットも確実に存在します。

これを無視して、行きあたりばったりで始めてしまうと、心に負荷がかかってしまうなどの弊害もあります。

  • 交流に消耗する
  • 時間を取られる
  • 見たくないやりとりまで目に入ってくる
  • 無断掲載などをされやすくなる
  • イラストを描く自体がつらくなる可能性がある

ほとんどは、「SNS疲れ」という一言に集約されると思います。

交流に消耗する

SNSが苦手な理由の多くは「交流」ではないでしょうか。

親友との関わりと違い、不特定多数の人とも関わらないといけません。

  • 馴れ合い、お世辞
  • 義理でやるいいねやRT
  • 気軽にブロックができない

これらがストレス、精神的負担に繋がります。

時間を取られる

SNS運用は時間も取られるため、創作活動の時間が削られる場合もあります。

  • 発信内容の検討
  • コメント返し
  • いいねなどが付いていないか頻繁に確認してしまう

例えば、上記のようなものが積もり積もって本来割くべきことに時間を使えなくなります。

見たくないやりとりまで目に入ってくる

SNSでは、見たくもない他人同士のやりとりも頻繁に目に入ってきます。

馴れ合いや言い争い、好みではないイラストなどです。

他にも、「絵の上手な人があまりうまくない人を褒めているのを見て萎えてしまった」「自分よりうまくいっている人、後発や年下の成功を見ると心がえぐられる」という声もありました。

無断掲載などをされやすくなる

SNSでは不特定多数の人に発信を見られます。

このため、SNSにあげたイラストを無断掲載されるといったトラブルも発生しやすくなります。

イラストを描く自体がつらくなる可能性がある

こうしたSNS疲れの結果、イラストを描くこと自体が辛くなったり、嫌いになってしまう人も多くいます。

SNSが原因で、本来好きなはずの絵を描くことが嫌いになってしまうのは、とてももったいないことです。

 

  • 交流に消耗する
  • 時間を取られる
  • 見たくないやりとりまで目に入ってくる
  • 無断掲載などをされやすくなる
  • イラストを描く自体がつらくなる可能性がある

イラストレーターがSNSをやることで生じるデメリット。

これらは、そのまま「イラストレーターがSNSをしなくてもいい理由」に言い換えられると思います。

イラストレーターが苦手なSNSに取り組む際の注意点

とはいえ、「何らかの事情があり、苦手でもSNSをやらないといけない!」という人もいます。

そうしたSNSが苦手なイラストレーターさんは以下の点に注意すると少しだけラクになると思います。

  • SNSを1回やめてみる
  • SNSを見る回数や時間を制限する
  • イラストレーターアカウントではやらない

SNSを1回やめてみる

どうしても苦しくなったら、SNSの更新をやめてみてください。

その際、やめることを周知してもしなくてもどちらでもよいと思います。

著者も経験がありますが、更新をしないとフォロワーは減ります。

もしかしたら、それが嫌だと感じるかもしれません。

ただ、そこでフォローを外してしまう人はそれまでの関係性だったということです。

続けることで見えることもあれば、やめることで気付くこともあります。

SNSをやめるのは悪いことではなく、ときに必要なことです。

SNSを見る回数や時間を制限する

「SNSをダラダラ見てしまう」「イラストに対するフォロワーの反応が気になる」

その原因はSNSの中毒性です。「ソーシャルメディア中毒」という言葉があるくらい、ハマってしまうものなのです。

「苦手なのにSNSが気になって仕方がない」という人は、SNSをチェックする時間帯や回数を決めた方がいいです。

マイルールを作ることで、知らずしらずのうちにSNSにコントロールされることを防げます。

イラストレーターアカウントではやらない

「イラストが絡むSNSが苦手」という場合は、いわゆる”絵垢”にしないのも1つの手です。

絵はSNS以外のところで発表して、SNSそれ自体は情報収集用と割り切ってしまうのも手です。

「イラストレーターだからイラストを発信するアカウントを持たないといけない」なんてルールはありません。

SNSが苦手なイラストレーターへおすすめの施策

「SNSが苦手=SNSはやらずに絵だけを描いていればいい」という乱暴な結論にはしません。

前述のとおり、イラストレーターがSNSをやるメリットもあります。

とくに、見過ごせないのは、「イラストレーターとしてのキャリアを始めるきっかけになる」こと。

ポートフォリオとしても機能するんでしたね。

SNSをやらずに、ポートフォリオの場を持つにはどうすればいいかを解説していきます。

結論、以下のような一方通行型のSNSの代わりになる媒体を持つことです。

  • ブログ開設
  • 専用WEBサイト構築
  • クラウドソーシングのプロフィールページの充実

これらの特徴は、煩わしい人間関係が生まれづらいにもかかわらず、認知獲得やポートフォリオとして機能することです。

ブログ開設

まず、最初におすすめしたいのは、ブログです。

本来、ブログとは「WebLog(ウェブログ)」を指す言葉です。

難しく考える必要はありません。以下のような履歴をWEB上に残していくようなイメージです。

  • 自身のイラスト
  • サービス内容
  • 日々の感じたことや学んだこと

文字さえ書ければ、誰でもできます。

一口にブログと言っても、その種類はさまざまです。

  • 無料ブログ(noteなど)
  • 有料ブログ(ワードプレスなどでの構築)
  • 特定のサービスに付随するブログ(ココナラブログなど)

無料ブログ(noteなど)

無料ブログは、「はてなブログ」や「note」などが有名です。

メリット デメリット
  • 無料ですぐに始められる
  • ブログの管理の手間がかからない
  • デザインや設定の自由度が低い
  • 運営側の力が強い(中央集権的)

有料ブログ(ワードプレスなどでの構築)

ブログを運営するサーバーを自分で契約し、ワードプレスなどで構築する手法もあります。

やや難易度は高いですが、その分好きなようにできます。

メリット デメリット
  • デザインや設定などの自由度が高い
  • 商用利用などを自由にできる
  • サーバーやドメイン費用がかかる(年間数千円)
  • 初期設定や運営に一定の知識が必要

特定のサービスに付随するブログ(ココナラブログなど)

最近では、既存のプラットフォームにサブ機能としてブログ機能がついているサービスもあります。

例えば、クラウドソーシングの「ココナラ」には「ココナラブログ」という機能があり、出品アカウントさえ持っていれば、ブログ運営も可能です。

メリットやデメリットは無料ブログとほぼ同じです。

メリット デメリット
  • アカウント開設ですぐに始められる
  • ブログの管理の手間がかからない
  • デザインや設定の自由度が低い
  • 運営側の力が強い(中央集権的)

専用WEBサイト構築

もう少し本格的に発信を行いたい場合は、自身のブランドサイトを立ち上げてしまうのも手です。

いわば、「自分の城」。

メリットとしては、以下の通り。

  • クライアントからみたときの信頼性が高い
  • 権威獲得やブランディングに繋がる
  • イラスト業務に関する全ての機能を盛り込むことによる一元化

ブログよりもしっかりした印象を与えることができます。

構築にはそれなりに手間もかかるため、、実績のある業者や個人にクラウドソーシングなどで外注してしまうのも手です。

クラウドソーシングのプロフィールページの充実

クラウドソーシングを主戦場にしているなら、ブログ構築よりもそのサービスのプロフィールページや出品ページの情報を充実させる方が優先度は高いです。

お仕事に直結する部分だからです。信頼性獲得やポートフォリオとしても十分に機能します。

具体的な方法は、「ココナラなどで売るための出品のコツ」をご覧ください。

また、SNSをやらないかわりにクラウドソーシングで積極的に提案するのもおすすめです。

コツさえ掴めば、SNSほどの負担なく、提案を通して案件を獲得することができます。

詳しくは、「コピペOK!ココナラで2万円の案件を獲得するための超提案術」をご覧ください。

 

SNSが苦手なイラストレーターさん向けにSNSの代わりになる媒体を紹介してきました。

  • ブログ開設
  • 専用WEBサイト構築
  • クラウドソーシングのプロフィールページの充実

できそうなものからチャレンジしてみてください。

 

まとめ:SNSが苦手ならやらなくてOK!イラストレーターとしての発信方法は他にもある

イラストレーターがSNSをメリットとデメリットを整理しながら、SNS代わりにやるべき発信媒体について開設してきました。

  • ブログ開設
  • 専用WEBサイト構築
  • クラウドソーシングのプロフィールページの充実

これらは基本的には一方通行の発信となるため、SNS疲れの原因になる双方コミュニケーションがありません。

にもかかわらず、SNSよりも情報量が多く、認知獲得やポートフォリオとしても機能します。

「SNSが苦手」「煩わしい人間関係を捨てて、イラストに集中したい」という方はぜひ検討してみください。

【よく読まれている有料記事】コピペOK!ココナラで2万円の案件を獲得するための超提案術

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